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こんにちは!ナッツ(@nutslog)です。

現在ティール株式会社というウェブコンサルの会社を経営している私が、以下のような疑問にお答えします。

  • 「Webコンサルタントって何?」
  • 「Webコンサルタントはどうやったらなれるの?」
  • 「webコンサルタントはどのくらい稼げるの?」

Webコンサルについて、かなり具体的に解説します。Webコンサルタントになりたいあなたは必見です。

【1】Webコンサルタントとは

Webコンサルタントとは、法人や個人に対して、Web関連の知見を提供することで対価をもらう職業です。

クライアントからWeb関連の予算を預かり、サイト制作やシステム開発から、Webマーケティング施策の戦略立案・ディレクションなどを行う、Web領域の最上流ポジションです。

Webといっても広義なので、使われるシーンによってコンサルティング領域も異なります。以下で、主な担当領域について解説します。

【2】Webコンサルタントの担当領域

Webコンサルタントの領域を大きく2つに分けると、①サイト制作と②Web集客となります。

①Webサイト制作

顧客のニーズがホームページ作成の場合に、顧客の要望やマーケティングの観点を考慮してサイトを制作していきます。

厳密な定義はありませんが、コンサルタントは戦略などの主に上流工程を担当して、現場のデザイナーやエンジニアを統括者として動かす役割は『Webディレクター』と呼ばれます。

②Web集客(マーケティング)

もうひとつがWeb集客に関するコンサルティングで、こちらの意味で使われる事が大半です。

顧客の課題やニーズに応じて、Web集客のあらゆる施策の戦略を立案します。

Web集客にも様々な方法があり、主な領域が以下です。それぞれの領域専門のコンサルタントがいます。

また、Webコンサルタントといっても、以下のうちのひとつの領域の専門家を指している事も多いです。

  1. SEO
  2. 広告運用
  3. SNS
  4. その他

それぞれの概要について説明します。

⒈SEO

SEOとは、“Search Engine Optimization” の頭文字を取った略称で、日本語に訳すと「検索エンジン最適化」となります。

サイトやオウンドメディアの各ページを検索エンジンに最適化する事で上位表示させて、見込み顧客のアクセスを集める事で、自社商品の販売や宣伝に繋げます。

SEOコンサルタントは主に以下の2パターンに分けられます。

  1. HP分析・最適化
  2. コンテンツマーケティング

⒈の場合、ホームページの各ページを検索エンジンに最適化するよう、サイトの裏側のコードをいじったり、文章の書き換えを行ない、サイトのサクセス増加を狙います。

⒉の場合、オウンドメディアを立ち上げて、記事コンテンツを制作し続ける事で、見込み顧客のアクセス増加を狙います。

SEOコンサルで有名な業者は、Speee、ナイル、ウィルゲート、ジオコードなどが有名です。彼らは主に⒈の領域に強いとされていて、大型のクライアントのサイト設計などに携わっています。

⒉に強いのは、アフィリエイター、ブロガーと呼ばれる、記事コンテンツにより他社商品を紹介する事(主にアフィリエイト広告)で生計を立てている人です。

SEOのコンサルティングにおいては、サイトの設計から戦略立案、コンテンツマーケティングを行う場合には、上位を狙う検索クエリの選定(キーワード選定)、各記事の見出しの策定、ライターのディレクション、サイト内の細かなアクセス分析などが行われます。

SEO対策の考え方や最適化されたライティング方法については、検索1位連発!10ヶ月10万PV達成した元ASP社員が語るSEOマニュアルで詳しく解説していますのでご覧ください。

⒉Web広告運用

SEOでは、記事コンテンツを制作してそれが上位表示すれば、制作費を除いてお金をかけずに集客が見込めます。ただし、その分時間もかかります。その点、お金をかける事で短期間で大量の集客を見込む事ができるのが広告です。

Web広告には、以下のような様々な種類があります。

⒈リスティング広告
⒉ディスプレイ広告
⒊アフィリエイト広告

コンサルタントは、クライアントの予算に応じて、また商品の特性を考慮した上で出稿する広告枠を調整します。

また、上記のような戦略立案だけでなく、実際の管理画面の使い方から、運用方法のノウハウを提供していきます。

Web広告はリアルの広告と異なり、各広告の費用対効果を正確に測ることができます。

そのため、実際に広告を出してからは、その結果をみながらPDCAサイクルを回し続けて成果の最大化を目指します。

広告運用に関するコンサルティングは、主に代理店が請け負っていて、広告運用額の20%〜30%がそのコンサルティング手数料となります。

サイバーエージェントやアプト、セプテーニといった大手Web広告代理店は、大手企業の数千、数億規模の広告予算を預かっているので、手数料率が高くなくても莫大な売上をあげているのです。

⒊SNS

昨今、重要度が高まってきているWebの集客チャネルがSNSです。

コンサルタントは、クライアントのSNSアカウントの設計から運用までのサポートを行います。

定番のSNSは、Facebook、Instagram、twitterで、最近では TikTok なども若年層にリーチできるとして注目されています。

皆さんが普段使うような個人のアカウントではなく、企業アカウントとして運用します。

主に見込み顧客となるフォロワーをどこまで集められるかがポイントで、集まったフォロワーへ直接宣伝したり、投稿のシェアからサイト流入を促し販売や広告の促進を行います。

SNSのコンサルティングは、Web系代理店をはじめ、個人やベンチャー企業でも多く行われています。

他のチャネルと比べると、新しい領域なので、専門家としての新規参入はしやすいと言えます。

一方で、個人や携わった企業のSNS運用の成功実績が必要です。

また、トレンドの動きが早いので、随時キャッチアップが必要です。

    ⒋その他

    その他の集客手段として定番なのがリストマーケティングです。

    メルマガやLINE@でリストを集めて、彼らに継続的にマーケティングする方法です。

    また、昨今急速に伸びているチャネルが動画系で、もっとも有名なプラットフォームがYouTubeです。

    企業でYouTubeアカウントを作成して、動画コンテンツを配信して、マーケティングに繋げます。

    このような取り組みもWebコンサルタントであればカバーできる事が良いでしょう。

    【2】のまとめ

    このように、Webコンサルタントといっても、領域は多岐に渡ります。

    全領域を抑えるのはかなり大変なので、Webコンサルタントであれば、上記全ての基礎は理解して、特定の領域についてはより高度な専門家と組むなりするのが良いでしょう。

    そして、「これなら誰にも負けない」という領域はひとつでも持つ事が顧客から信頼されて、売上をあげるコツと言えます。

    フリーランスとして年収をあげたい方は、そのやり方を解説した月収20万の激務フリーランスが月収100万フリーランスに変身する3つのカラクリをご覧ください。

    【3】Webコンサルタントになるには

    ここでは、Webコンサルタントになりたい人に向けてその方法を解説します。

    スキルはゼロの方を想定しています。

    ①まず特定領域のコンサルタントを目指す

    まずはひとつのWebの専門性を身に付ける事が大切です。以下からそれを定めましょう。

    1. 開発(デザイン・プログラミング)
    2. SEO
    3. Web広告運用
    4. SNS

    そして方向を定めたら、独学で学ぶか、会社に就職して学ぶかの2択がありますが、初心者にオススメなのは後者です。お給料をもらいながら学ばせてもらえて一石二鳥だからです。

    副業や独学で学ぼうとすると多くの人が挫折しますので、関連会社に勤めてみるのが良いでしょう。今はWeb人材が人手不足なので、未経験でも雇ってくれる会社もあるでしょう。

    では、それぞれについて詳しく解説します。

    ①開発(デザイン・プログラミング)

    サイトを開発する際に、登場する職種は以下の3つです。

    1. Webディレクター
    2. エンジニア
    3. デザイナー

    コンサルティングを行う場合には、現場業務をしないイメージですが、各プレイヤーに指示出しする際に専門性は必要です。

    そのため、上記のうちどこからの職種からキャリアをスタートさせて、Webのマーケティングも学び、総合的な観点から顧客の開発について意見できるようになればWebコンサルタントを目指せるでしょう。

    ②SEO

    SEOコンサルタントからキャリアを学ぶ場合には、先にあげたSEOコンサル業者に就職してノウハウを吸収するか、企業のオウンドメディアのディレクターを勤めるか、個人でSEOサイトを運用してみるかのなどで専門性が磨かれます。

    どの道も上級者となれれば、個人のコンサルタントとして食べていけます。

    スキルがゼロであれば、SEOコンサル業者か関連業種で勤めつつ、個人でSEOサイトを運営するのが良いでしょう。個人運営のサイトは、雑記のブログでも、特化型のサイトでもなんでもOKです。

    アフィリエイト広告と、クリック型のアドセンス広告を中心に、個人のメディアで平均月収以上の売上を立てる事ができれば一人前と言えます。顧客さえ見つける事ができれば、コンサルタントとして独立できるでしょう。

    あとは、その他のWebの領域をキャッチアップしていけば、Webコンサルタントとしての仕事を取れるでしょう。

    ③Web広告運用

    Web広告運用でスキルアップしたい場合には、インターネット広告代理店に勤めましょう。

    代理店であれば、クライアントの予算を使って実際に運用をすることできるからです。

    ほとんどの事業会社が広告の活用を避けられないので、そのスキルが身につけば個人でも会社員でも引っぱりだことなるでしょう。あとは同じように他の領域のノウハウをキャッチアップするのみです。

    ④SNS

    SNSコンサルの業者に勤めてノウハウを吸収するか、事業会社内のマーケティング部署に勤めて実際にSNSアカウントの運用をするか、の2つの道があります。

    SNSマーケティングはトレンドの移り変わりがとても早いので、常に情報のキャッチアップが大切で、ひとつのチャネルを極めると同時に、その他のSNSの事も学んでいく必要があります。

    SEO同様に、会社でノウハウを学びつつ、個人でSNSアカウントを運用してみましょう。

    フォロワーが1万人以上を超えられば一人前で、そのノウハウは求められるので、コンサルティングの仕事ができるでしょう。

    【3】のまとめ

    『Webコンサルタント』といってもその意味合いや領域は広いので、まずは上記の領域のひとつを極める⇒その後総合的に Webに関する知見を深めていきましょう。

    また、それぞれの業者の平均年収も参考までにあげておきます。

    • Webサービスエンジニア:425万円(開発関連)
    • Webデザイナー:357万円(開発関連)
    • Webプロデューサー/ディレクター:452万円(開発関連)
    • Web編集/Webコンテンツ企画:341万円(SEO関連)
    • 営業ーインターネット/広告/メディア:424万円(広告運用関連)
      [引用元:https://doda.jp/guide/heikin/syokusyu/]

    【4】Webコンサルタントの稼ぎ・年収

    Webコンサルタントの平均年収は610万年です。こちらはあくまで平均で、実力があったり、大手企業のコンサルタントになれば年収1,000万近く稼ぐ人もいます。

    また、しっかりとスキルを身につけた人が独立してWebのコンサルティングを行えば年収1,000万〜2,000円も狙えます。

    Webコンサルタントの実態については、以下の動画がわかりやすいです。

    実際にWebコンサルの業務を行うStockSun株式会社の社長が解説しているので、説得力がありますね。

    [引用元:https://ibnip.com/webmarketer/webconsultant/wc-income/]

    まとめ

    Webコンサルタントは、Web領域の最上流に位置する職種なので、求められるスキルや知識のハードルは高い分、年収も高いです。

    また、まだ新しい職種で、かつ最新のWebトレンドを知る事が重要なので、若い人が狙いやすいと言えます。

    今後、需要がどんどん伸びていく職種なので、興味のある人はWebコンサルタントを目指してキャリをスタートさせるのはオススメです!